今月は私の誕生月
私は誕生日を公にしてなかったり
結婚記念日(入籍日)すら
覚えていなかったりする
名称や記念日などの事柄に
毎日が記念日
そんな言葉のほうがしっくりくるし
好きなのかもしれない
奇跡は日々訪れる
どん底にも光は差し込む
その人だけが特別とか
その日だけが特別とかじゃなくて
何時でも特別にすら
気がついていない
結婚して家族がお祝いを
してくれるようになって
自分の存在を認められたようで
嬉しかったりする
少しずつ、少しずつ
親子の関係は時々逆転する
そんな経験をしていると
私が子を思うように…
愛情を注ぐように…
私に対しても
愛情を注いでくれている
全ては
かえってくる
……
幼い頃
近所に住んでいた6歳違いの従兄弟が
昨年10月バイク事故で死にかけ
4月ようやく退院した
コロナ禍でお見舞いにいけず
入院中、度々LINEでやり取りしていた
可愛いかった従兄弟は今年で46歳
おじさんだー
辛い入院生活で
心身弱っていたのだろう
LINEの会話で
お姉ちゃんありがとう!
と絵文字付きで返信がきた時には
胸が熱くなってしまった
これが感覚
感覚は言葉にならない
退院祝いにケーキを送ったら
数日後、横浜で人気のチョコケーキが
「ありがとうございました」のシールとともに、私のもとに送られてきた
蓋を開ける前から涙目になった
お菓子だろな~と分かったから
これも感覚
意識する前に
理解出来るもの
たぶんそんな感じ
子どもの頃、私はお姉さん気分で
おこずかいで買った駄菓子を
従兄弟に分け与えていた
時より大人に𠮟られて
私が泣いたり拗ねてしまったりして
隣にくっついてくる
彼に八つ当たり
意地悪をした
走って駄菓子屋さんに
お菓子を買いにいき
意地悪な私に
「お姉ちゃん、元気出して」と
優しい笑顔でお菓子を握っていた
これも感覚
子供の頃は
感覚から発するものに対して前向きだ
お姉ちゃんが送ってくれたケーキが
美味し過ぎて、奥さんの実家や兄弟
そして家族にお取り寄せしたよ!って
LINEがきた時
相変わらず
優しいんだな~って
まさか、
お返しを私にまでよこすとは…
不意に
幼きあの日のことを思い出し
涙が止まらなかった
心細かった時
悔しいかった時
悲しかった時
まだまだ通常通りの生活は
送れないであろう従兄弟
どんな時でも
人には優しくするもんだ!と
6歳も年下の彼に身をもって
教わったことをあの日のことを
思い出してしまった
言葉にならない感覚を
言葉にしたいと思った人がいたのか
分からないが言葉は便利だ
愛情を注ぐことは
命を紡ぐこと
一人ではないと勇気を与えること
感覚
感じることを磨こう
影響力は絶大だ
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